高坂 舞子
(こうさか まいこ)
主人公の義妹。文学部1年。
優しく控えめでおとなしい女の子。
ただ、生来の虚弱体質のため病気がち。
趣味は料理で、家事一般を引き受けてくれる。
義兄である主人公を敬愛していて、自分のことは二の次で、義兄のいうことは何でも聞いてくれる存在だ。
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柊 麻由美
(ひいらぎ まゆみ)
隣家に住んでいる生まれながらにしての幼なじみ。文学部3年。
明朗活発で行動力旺盛、人付き合いも最高と男女問わずモテモテの彼女。
しかし、気心の知れた隆景の前では素直になれなくて、つい憎まれ口を叩いてしまう不器用な女の子でもある。
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小和田 優夏
(おやまだ ゆうか)
大学の後輩。文学部2年。
クラブ活動は美術部に所属。
たいがいのことは何でも無難にこなしてしまう優等生だが、唯一料理が苦手なのだ。
渋谷で初めて会った時、そして学校で再会した時、隆景は自分のかつての恋人、篠原美冬の面影を彼女に見るが……。
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杉部 奈穂
(すぎべ なほ)
大学の先輩。教育学部4年。
おっとり無邪気な天然ボケ娘。
実は、大企業オーナーのご令嬢。
極度な人見知りと怪しげな行動は、美人の彼女から男を遠ざけてしまっているが、お嬢様所以の純粋な感性は、素直であることの大切さを教えてくれる。
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立花 智里
(たちばな ちさと)
明るくて可愛らしくて素直……でも誉められるのはちょっと苦手な少女。
幼なじみとの恋愛のため、日夜占いをチェックするその姿は、健気の一言。
でも、思い立ったときの行動力はハンパじゃなく、学校をサボってまで、隆景の元へ恋愛相談に通ってくる。
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池柳 彩女
(いけやなぎ あやめ)
隆景の通う私大の裏手にある神社の巫女。
彼女を見掛けてから、隆景は不思議な夢を見るようになる。
それは彼女と親しくなるにつれ、より鮮明に描かれてゆく。
金髪碧眼の将校、戦国の風景……どういうわけか、夢の中のそれらには既視感を感じるのだった。
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